ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!

友人に裏切られたトーマは、友達を信じなくなった。また裏切られるから。裏に思惑があると考えてしまうから。だから、人付き合いを拒んだ。下手をすると、自分もこうなる可能性がある。自分だけではない。全ての人間においてこのようなことがいえるのかもしれない。
ファインとレイン、その仲間たちはピュアであった。「ただ、トーマと仲良くしたい」という一心で彼と接していた。しかし、それさえも信じられなくなったと。
資本主義における競争社会では、頂上の人間のみが王者になれる*1と私は考える。だからといって「和」や、人付き合いを大切にしないというのはどこか間違っている気がしてならない。やっぱり競争社会でも「良きライバル」という認識は持っておきたいものだ。

サブタイは

ミスチルの「名もなき詩」より。最初は「成り行き任せの恋に落ち…」を採用したかったのですが、文字制限の都合上こうなりました(笑)

*1:あくまで過言だが、本質的にはそうなのでは?