D.C.S.S.(最終回)

幸せだったはずの世界。その世界が歪んでいくさまは、まるでこの薄暗い空模様のようで。音夢と純一の心の一部を封印することが、アイシアの魔法だったのでしょう。
純粋すぎたアイシア。自分の犯した大きすぎる過ちにやっと気づいたという感じでしょうか。桜の木を咲かせたのは、純一に恋をしていたから。音夢に嫉妬していたから。純一を自分のものにしたかったから。だから「みんなに」幸せになってもらうことを名目に、純一と音夢を引き離したかったから。
でもアイシアは「魔法使い」として、祖母のしようとしていたことがやっと分かったのでしょう。でもそれは、「別れ」を意味していたとは…泣けますね。*1
純一の白タキシード姿も、音夢のウェディングドレスもなかなかお似合いで。円満円満。でもなんか純一は音夢の尻に敷かれてそうだな…。
この二人が結婚したということは、続編はあまり期待できないかな?
何はともあれ、結婚おめでとう。

*1:最後には戻ってきますが